本記事は、一人暮らし歴13年・社会人歴7年の現役大学教員である私が考える「一人暮らし・新生活のコツ」をまとめたものです。
私のX (Twitter) アカウント「博士の生活講座@hakase_seikatsu」で2024年4月に毎日投稿していた数十の投稿を加筆・修正して作成しました。全部で A4 用紙 10枚 程度の文字数があり、全て読むのは大変です。目次を読んで気になったカテゴリーだけ読むことをおすすめします。
目次
- お金について
- スマホ・パソコン・ネット回線について
- 買い物・通販について
- 家具・家電について
- 住居・物件について
- 寝室・トイレ・お風呂について
- 食事・料理・自炊について
- 健康・体調管理・医療について
- その他
【1】お金について
【1-1】下記の7つの教えを守りましょう。
1.借金はしない
2.民間保険は必要最小限
3.毎月必ず貯蓄
4.新NISA口座を開設
5.投資はインデックスファンドに
6.確定拠出年金は株式で運用
7.自己投資も資産運用も両方する
学校では教えてくれないけれど、社会を生きていく上で大切な教えです。
下記の動画で紹介されているので、詳細はそちらを参照してください。
【1-2】多くの人が加入を検討すべき民間保険は3つだけです。
□生命保険 (自分にもしもがあった時に詰む家族がいるなら)
□火災保険 (賃貸に住んでいるなら加入しているはず)
□自動車保険 (マイカー所有者)
他の保険は基本的に不要な場合が多いです。私が以前に所属学会誌に寄稿した下記の記事も参考にしてください。
実験動物ニュース 2023年 Vol. 72 No. 1、「若手研究者のための資産形成術」、”3.1.1.保険の見直し” (p.26)
【1-3】有事に備えて「(毎月の生活に最低限必要な支出)×半年~1年分」である生活防衛資金を貯めましょう。
一人暮らしで働けなくなった時にまず頼れるのは自分の貯金です。人生が詰まないように、最低限の蓄えをしましょう。
生活防衛資金を貯めるには先取貯金をしましょう。「余ったら貯金すれば良い」と考えると貯金は難しいです。
給与が入ったら一定額をすぐに貯金用の銀行口座に移しましょう。自動入金機能がある銀行口座(ソニー銀行など)だと、毎月手作業でお金を移動される必要がないので楽です、
下記でも解説しています。
実験動物ニュース 2023年 Vol. 72 No. 1、「若手研究者のための資産形成術」“3.2.生活防衛資金の確保” (p.27)
【1-4】実家に帰るための片道分の交通費は確保しておきましょう。
初めての一人暮らしは高確率でホームシックになります。精神的にしんどくなった時にすぐに実家に帰れるように、片道分の交通費を貯金しておきましょう。実家への片道分の交通費も生活防衛資金と考えても良いと思います。
飛行機を使う人は金額が読みにくいので多めに用意を。
【1-5】スマホに家計簿アプリを入れて簡単に家計簿をつけましょう。
家計管理に家計簿は必須ですが、紙の家計簿は記入が面倒になって三日坊主になりがちです (何回も経験済み)。
家計簿アプリなら…
□クレカや銀行口座と連携させれば自動記入
□現金払いでもレシートを撮影するだけで入力
家計簿アプリについては下記の記事も参考にしてください。
【1-6】家賃を自動振込設定できる銀行口座を開設しましょう。
毎月ATMで家賃を振り込むのは忘れるし面倒です。毎月指定の振込先に定額を振り込むサービスがある銀行を利用すれば、家賃の振り込みを自動化できます。
私は手数料も無料にできる楽天銀行を利用しています。手作業で家賃を振り込まなくて良いのは非常に楽です。
【1-7】サブスクの無料期間は「有料への自動更新がされない設定」で使いましょう。
サブスクには「初回1ヶ月間無料」的なサービスのものが多いです。「有料への自動更新がされない設定」でしようすれば、結局使わずに解約を忘れた場合にもお金を払わずに済みます。
「有料へ必ず自動更新される設定」のサブスクを試す場合は、更新日をスケジュールに入れて「更新 or 解約」の判断を忘れないようにしましょう。うっかり解約を忘れて使っていないサブスクに課金をしていた事実に気付いた時には、膝から崩れ落ちることになります。
【1-8】職場が変わったら、新しい職場での福利厚生制度をチェックしましょう。
色々な特典が無料で使えるかも知れません (例 ホテルやレジャー施設の割引)。
国立大学に勤めている人は国家公務員共済連合会 (KKR) のホテルにお得に泊まれます。
仕事の出張だけでなく私用でも使えます。目的地の近くにKKRホテルがあれば検討の価値ありです。
下記サイトの組合員向け広報紙をチェックしましょう。
大学生なら、所属している大学のキャンパスメンバーズ制度も要チェック。美術館や博物館を無料で使える場合もあります。
【2】スマホ・パソコン・ネット回線について
【2-1】スマホを格安SIMへキャリア変更する検討をしましょう。
大手キャリアと比較しても、最近の格安SIMは月額料金が安く品質も悪くないです。スマホ料金が数千円/月も安くなる可能性もあります。
自分にはどんな格安SIMが合っているかを考える際には、「格安SIMの管理人の比較」さんのサイトが非常に参考になります。
【2-2】スマホで決済する手段を持ちましょう。
「財布がない時」や「財布を出すのが面倒な時」も、スマホだけで会計ができるのは非常に便利です。
今はQUICPay、モバイルSuica、PayPayなど多くの支払い方法があります。コンビニや大手スーパーは多くの決済方法が利用できますし、小さい個人店でもPayPayを利用できたりします。自身の生活に合ったスマホ決済の方法を導入しましょう。
【2-3】知らない番号からの電話は出なくて問題ないです。
80%位はよく分からんセールス電話です。本当に大事な用件ならあらゆす手段で必死で接触を試みてきます(留守電を残す、何度も電話を掛ける、家族・友人・知人経由で連絡する、手紙を残す、直接家に尋ねてくる)。
無視するのが気になるなら、電話番号をネットで検索すれば迷惑電話か分かるかも知れません(掛かってきた電話番号を Google に入力して検索するだけ)。検索した後に必要だと判断したら折り返し電話しましょう。
【2-4】交通系ICカードは、改札通過時にオートチャージできる設定にするのが便利です。
快適すぎて券売機やコンビニでチャージする生活には戻れなくなります。
通勤・通学で改札を通らないためにオートチャージできない場合は、モバイルSuica等でスマホからチャージできるようにしておきましょう。スマホだけチャージが完結するのは助かります。
【2-5】1Password でアカウントの「ID・パスワード」の管理をしましょう。
利用するサービスやアカウントが増えると、ID・パスワードを安全・効率的・便利に管理するのは至難の技です。1Password を使えば銀行・クレカ・サブスクなどあらゆるアカウント管理ができます。一度使うと便利過ぎて1Password なしでは生きていけなくなります。
月額料金 (~500円/月) はかかるけどその価値はあります。まずは無料期間でお試しを。
1Password の素晴らしさは下記の記事でも語っています。
【2-6】TimeTreeは複数人で予定管理するのに有用なスマホアプリです。
各予定ごとに共有する・しないを選べるので、個人と全体の予定を分けて1つのカレンダーで管理できます。家族や大学サークル内での予定管理に有用です
各予定にコメントや画像も添付できるので「スーパーで買ってくるもの」や「旅行で泊まるホテル」を共有するのにも便利です。
スマホでもパソコンでも使えるので、入力・確認が手軽なのも嬉しいです。
【2-7】自宅のネット環境は「格安SIM (容量無制限) → モバイルルーター → 有線」の順に検討しましょう。
概ね下記の順での記載です。
□契約・解約の簡単さ
□初期費用の安さ
□汎用性の高さ
□工事の必要性
新生活で自分が必要なネット環境が分かってきたら、段階的に変更を検討しましょう。
【2-8】自宅のネット回線は解約無料のものを契約しましょう。
「2年以内に解約すると違約金」みたいな契約だと、下記に対応しにくくなります
・通信速度が遅い
・使い勝手が悪い
・急な引っ越し
解約手続きが電話ではなくオンラインで完結するものだとなお良しです(電話での解約が必須だと、コールセンターに全くつながらなくて解約できないことがあるかも)。
【3】買い物・通販について
【3-1】通販サイトを活用しましょう。
大きい・重いものを買う時に通販サイトは超便利です。沢山の通販サイト・サービスがあるので、各サイトの特徴を知って使い分けましょう。
私の使用頻度は「ヨドバシ.com > Amazon > 楽天市場 > Yahoo!ショッピング」です。
ヨドバシ.comの素晴らしさは下記の記事でも書いています。
【3-2】配業者 (郵便局、ヤマト運輸、佐川急便) の会員登録で再配達の手間が減らせるかも。
荷物が届く前に連絡が来て、曜日や時間帯を指定できるサービスも
一人暮らしだと荷物は自分が受け取るしかありません
再配達依頼はするのもされるのも面倒なので、極力減らしましょう
【3-3】ネットスーパーの利用を検討しましょう。
一人暮らしだと食料・日用品を買って家まで運ぶのは大変です。住んでいる場所で利用可能なネットスーパーがないか調べてみましょう。重い物を自宅まで届けて貰えるのはマジで助かりますよ。
【3-4】食料品や消耗品は手軽に入手できることも大事です。
ネット通販で安価に手に入るとしても、すぐに入手できなければ自宅にストックをキープする必要があります。在庫を管理する手間や置くスペースを確保する必要があり、コスパが悪い可能性もあります。
ストック管理が面倒だけどないと困るような食料品や消耗品 (トイレットペーパー、スポンジ、排水口ネット)などは、多少割高になっても最寄りのコンビニやスーパーで手に入るものを選ぶのもありです。
【3-5】新生活で必要な食器はひとまず100円ショップで買いましょう。
最近の100円ショップでは多くの種類の食器が手に入ります。さしあたりの生活で必要な食器は100円ショップで用意すると安上がりです。
新生活のバタバタが落ち着いて新しい食器が欲しくなったらゆっくり探しましょう。
【3-6】初めて利用する店のポイントカードは貰わないのもありです。
□ポイントカードで財布がパンパンになる
□ポイントカードを有効利用できるほどの頻度で利用する店は多くない
高頻度で利用する店が分かったら、その時にポイントカードを持つか検討しましょう。
【4】家具・家電について
【4-1】便利家電 (食洗機・衣類乾燥機・ロボット掃除機) の購入を検討しましょう。
一人暮らしでは家事の負担が全て自分にかかります。炊事・洗濯・掃除などの全ての家事を一人で行うのは、複数人で家事を分担するより効率が落ちます。
なので、一人暮らしでも便利家電は効果は大きいです。空いた時間を勉強・研究・バイト・趣味に使えるので、家計的にも悪くない投資かも知れません。便利家電を入手して快適な一人暮らし生活を手に入れましょう。
下記の記事でも便利家電について書いています。
【4-2】自分一人で動かせない大型の家具・家電を買う時は慎重になりましょう。
大型の家具・家電を捨てるには、友達に手伝って貰ったり、業者に依頼したりする必要があります。
一人暮らしでは、できるだけ自分一人で処分できるものだけで生活をするのが良いかも(例 ベッドではなく布団)。どうしても大型家具・家電が欲しくなったら、購入する前に「どうやって捨てるのか」も考えましょう。
買うは易し、捨てるは難しが一人暮らしの大型家具・家電です。
【4-3】一人暮らしの掃除機の購入は、自分の掃除頻度と程度をよく考えてからにしましょう。
・部屋が狭いならクイックルワイパーだけで十分かも
・そもそもクイックルワイパーすら面倒でやらない可能性もある
一人暮らしに慣れて自分が掃除好き・綺麗好きだと分かったら、スティックやロボット掃除機の購入検討をしましょう。
スティック掃除機はマキタがコスパが良くておすすめ。
ロボット掃除機については下記の記事でも書いています。
【4-4】高価なものを買う前にレンタルできないか考えてみましょう。
レンタルを検討すべきものは…
□使用頻度が低いもの
□実際に使ってみないと使用頻度が予想できないもの
自転車・家電・衣類・車・キャンプ道具など、今は色々なレンタルサービスがありますよ。
【5】住居・物件について
【5-1】一人暮らし初心者はオートロックと宅配ボックスがある物件がおすすめ。
・オートロック → 防犯上安心、セールスも物理的距離を保って追い返せるのでストレス小
・宅配ボックス → 家にいなくても荷物が受け取れるので超便利
便利すぎて、一度これらがある物件に住むと以降の引っ越し先の必須条件になります。
【5-2】事前連絡なしに家を訪ねてくる人の中に、あなたにとって大事な用件を持ってくる人はいません。
99.9%はよく分からないセールスです。時間とお金が無駄になるので、インターフォン越しに追い返すか、そもそもインターフォンを無視してもOKです。
マジで重要な用件なら、メール・電話・手紙などで必ず事前 or 事後連絡があります。
【5-3】ドアチェーンを外すのは、人を家に入れる時だけにしましょう。
よく分からないセールスに対してチェーンは外さないのはもちろんですが、宅配便のサインもチェーン越しにして、荷物は扉の前に置いて貰いましょう。荷物の回収はある程度の時間をおいてから、周囲を伺いつつ素早くしましょう。
「人を信じる信じない」あるいは「礼儀やマナー」の話をしたいのではありません。
「一人暮らしで自分の身を守れるのは自分だけ」という話です。
【5-4】同じ物件(マンション)に住んでいる人には積極的に挨拶しましょう。
・条件反射で「こんにちは」と言うだけ
・顔見知りだとトラブルの時に助けて or 許して貰えるかも
・マンション全体の防犯上も挨拶は有効(住民同士が気軽に挨拶してたり顔見知りだと、不審者は侵入しにくい)
よく知らない人でもとりあえず挨拶、返事がなくても気にしないで次に会った時も挨拶しましょう。
【6】寝室・トイレ・お風呂について
【6-1】大きなベッドを買う時は慎重になりましょう。
フレームがしっかりしているベッドは1人で動かすのが大変です。買う時は業者が運んでくれますが、捨てる時も業者に頼ることになります。
無印良品の脚付きマットレスならギリギリ1人で粗大ゴミ置き場にもっていけるかも知れません。作りもシンプルなのでおすすめです。
【6-2】布団カバーとベッドシーツはニトリがおすすめです。
カバーとシーツの交換が面倒だと洗濯をつい後回しにしがちです。ニトリの布団カバーとシーツなら取り付けのためにひもを結ぶ必要がないので、交換作業が圧倒的に楽です。洗濯のハードルが下がり寝室を清潔に保ちやすいです。
寝室で使う他のおすすめ品は下記の記事に書いています。
【6-3】ベッドの下に収納や物を置かないことはメリットが多いです。
・ほこりがたまりにくい
・掃除も簡単(クイックルワイパーがかけやすい、ロボット掃除機がベッド下にも入れる)
・物を落としても回収が容易
物があるベッド下は聖域となって掃除をしなくなります。聖域を解放しましょう。
【6-4】ボックスティッシュは紙箱でなくプラスチック包装のものがおすすめ。
□紙箱を畳んで捨てる手間がなくなる
□ゴミがかさばらない
□持ち運びも容易(花粉がひどい季節はボックスティッシュを持ち運びたいこともある)
プラスチックに慣れると紙箱には戻れなくなりますよ。
【6-5】一人暮らしではトイレのドアを閉めてはダメです。
鍵やドアノブが壊れたら出られなくなります。一人暮らしだと事態の発覚も遅れるので、冗談ではなく命にかかわります。あなたがトイレに閉じ込められたとして、一番早くその事に気付いてくれるのは誰で、それはいつになるでしょう? もしそれが1週間以上先になるとしたら、生存確率はかなり低いでしょう。
どうしてもドアを閉めたけばスマホを持って外部と連絡を取れるようにしましょう。
【6-6】男性でもトイレは大小問わず座って用を足すことを検討しましょう。
□トイレ床が汚れる度合いを軽減できる
□習慣にすれば煩わしさもない
一人暮らしだとトイレ掃除をするのも結局自分です。トイレ掃除の頻度を減らしたいなら、常に座って用を足すのは悪くない選択肢です。
【6-7】便利なグッズを揃えて快適なトイレ空間を手に入れましょう。
□センサーライト → 夜中にトイレに起きても目がさえない
□5倍巻きトイレットペーパー → トイレットペーパー補充の頻度が下がる
□チューブがないO型便座カバー → 洗濯機で洗っても壊れない
これらの詳しい紹介あるいは他のおすすめトイレグッズは下記の記事で書いています。
【6-8】風呂上がりにはワイパーで水を掃く習慣をつけましょう。
風呂カビを見つけるとテンションが激落ちします(経験談)。「短いワイパーで壁の水を落とす→ 長いワイパーで床を掃く」を風呂上がりの習慣にすると、カビが生えにくくなります(経験談)。
他のおすすめのお風呂グッズは下記の記事で書いています。
【7】食事・料理・自炊について
【7-1】無洗米を使うと自炊のハードルが下がります。
無洗米は水を入れて炊飯器にセットするだけでご飯が炊けます。米を研ぐ必要がないので手軽で手も荒れません。総菜はスーパーで買って白米だけ用意すれば立派なお弁当になります。
味が気になる人はまずは少量買ってお試しを。〇合パックのものなら計量する必要もないのでなおさら楽です。
【7-2】カット野菜は自炊のハードルを下げてくれるのでおすすめです。
・調理器具を使わず洗い物が出ない
・野菜クズが出ない
・野菜を洗わなくて済むので手が荒れない
・そのまま冷凍庫に入れてストックできる
普通の野菜より価格は多少割高かもですが、自炊が楽になって外食が減るなら悪くない投資です。
【7-3】ニトリの「カット式台ふきん」は布の台ふきんがいらなくなるのでおすすめ。
□使い捨てなのでいつも清潔に使える
□食器を拭くこともできる
□布の台ふきんを使わないので洗濯物が減る(超大事)
金額も安いので気になったらお試しあれ。
【7-4】キッチンのスポンジは頻繁に更新しましょう。
高いスポンジを長く使うより、安いスポンジを数日単位で更新する方が清潔に使えます。我が家では燃えるゴミの日に古いスポンジを捨てて、新しいものに更新しています。
ニトリのスポンジがおすすめですが、安くて入手しやすいスポンジなら何でもOKです。
【7-5】電気ケトルは超便利な必須級の家電です。
・お湯がすぐに沸く → やかん不要
・火を使わない → 別の作業をしながらお湯を用意できる
・保温しない(すぐ沸くのでそもそも不要) → 電気代がかからない、安全、衛生的
タイガーのケトルが使い勝手良くておすすめです。
【7-6】電子レンジは加熱だけできるシンプルなものをまずは買いましょう。
・オーブン機能は使わないかも(自分が料理好きだと分かったら検討)
・トースター機能を使うとレンジが汚れる → 安いトースターを別に買った方が掃除や更新が楽
・機能が多くても使いこなせない → 加熱時間だけ設定だけできれば大体OK
必要になったら高価格・高機能レンジの購入検討をしましょう。私自身は使ったことがありませんが、まずはニトリのレンジが良さそうです。
他のおすすめキッチングッズは下記の記事で紹介しています。
【7-7】調味料は最小サイズのボトルで買いましょう。
お得だからと大容量で買っても、一人暮らしだと使い切れずに逆に無駄になることが多いです。小さいボトルなら賞味期限内に使い切れる確率もアップします。汎用することが分かった調味料だけ徐々にサイズアップしていきましょう。
【7-8】一人暮らしでの食器はまずは1人分だけ用意しましょう。
・普段どの程度の来客があるかは生活が落ち着かないと分からない
・急な来客には紙コップ・割りばし・紙皿で対応可能
「自分は来客が多いライフスタイルだ」と分かったら、その時に食器の購入を検討しましょう。
【7-9】調理器具はまずは最低限だけ準備しましょう。
一人暮らしの最初は「自炊するぞ!」と意気込んで色々な調理器具を用意しても、気付いたらホコリを被るものが出てきます(例 ミキサー、電動泡立て器、中華鍋、圧力鍋)。
まずは小さいフライパンと鍋があれば大体は大丈夫です。本当に欲しくなったら少しずつ買い足しましょう。
【8】健康・体調管理・医療について
【8-1】体調を崩した時に備えて非常食を用意しておきましょう。
マジで体調が悪い時はコンビニにも行けないし、フードデリバリーを頼むのすらしんどいです。誰かが買いに行ってくれる保証もないので、室内にあるものを食べてしのぐしかありません。
常温で日持ちする食料・スポーツ飲料を常備しておきましょう。なんとか外出できる位に回復するまでの食料の備蓄は、一人暮らしでは必須です。
【8-2】体調を崩した時に備えて、家から近いクリニック・病院を把握しておきましょう。
いざ体調を崩した時に情報収集するのは大変です。健康な時にあらかじめ調べておきましょう。
徒歩圏内にクリニック・病院がなければ、タクシーアプリをスマホに入れて有事の際に手軽にタクシーを呼べるようにしておきましょう。
【8-3】定期的に歯医者を受診しましょう。
虫歯がなくても歯医者で定期的に検診を受けることで歯が長持ちします。カレンダーアプリに歯医者の予約を取るスケジュールを毎年入れておいて、定期検診を恒例行事にしましょう (例 4月と10月の第1週に「歯医者の予約を取る」の繰り返し設定をする)。
行きつけの歯医者がない人は新天地で探してみましょう。ネット予約ができる歯医者は予約のハードルが低くておすすめです。
【8-4】運動習慣を身に付けましょう。
・1人暮らし → 運動しなくても誰にも何も言われない
・新社会人 → 運動する機会がない
1日数分でもストレッチをする、通勤・通学時に積極的に階段を利用するなど、意識的に運動しましょう。年を取ってから体にきますよ、必ずきますよ(実体験)。
ゲームが好きなら、リングフィットやフィットボクシングなど、室内で体を動かすゲームもおすすめです。ゲームだと思ってなめてかかると体がバキバキになります。
リングフィットをする際は下記の記事もご参考に。
【8-5】新しい職場では人間ドックへの補助があるか要チェック。
職場の社会保険によっては、人間ドック費用に対して一定金額まで補助を出してくれる場合もあります。
補助が出るならすぐに人間ドックの予約をしましょう。年度末に近づくと予約が取れないこともあるのでお早めに。
人間ドックの予約・受診を毎年4月の恒例行事にしておくと受け忘れもなくなります。
【9】その他
【9-1】家事で大事なのは100%の出来でたまにやることではなく、80%の出来で継続的にやることです。
- 「休日は時間をかけて手料理、平日は外食」よりも「毎日スーパーの総菜」の方が安いかも
- 月1で全力で掃除をするよりは、週1でざっくり掃除する方が部屋がきれいになるかも
炊事・洗濯・掃除は完璧を求めずに、多少雑でも継続できる方が精神的・健康的・経済的に良い可能性が高いです。
【9-2】大学の講義は予習より復習の方が効率的です。
・講義範囲が明確でないと予習範囲も決めにくい
・どこを重点的に予習すれば良いか分からない (独学でそれが分かるなら講義出席の意味は薄い)
講義で話された範囲・内容を復習するのがタイパ良しです。
【9-3】タイムバケットを作って人生でやりたいことを明確にしてみましょう。
- 人生でやりたいことを全部書き出す(難しく考えずに思い付いたことを何でも書けばOK)
- 各年代 (30代、40-45歳など) に①を割り振っていく
- 達成した項目に☑を入れる
- 時々リストを見直して 1, 2 を見直す
タイムバケットを作ると「今やるべきこと」や「若さの価値」に気付けるかも(例 各年代に割り振ると、数十年後にやりたいことよりも、数年後にやりたいことの方が多くて具体的)。
達成した項目が増えると、自分の人生が良い方向に向かっている充実感も得られます。
タイムバケットの詳細は下記の動画で紹介されています。
【9-4】親には積極的に会いに行ったり電話したりしましょう。
一人暮らしの人が残りの人生で親と会ったり話したりできる時間は、実家暮らしの人の数年~数日分です。「孝行したい時に親はなし」です。会える時に会いに行く、会いに行くのが難しいなら電話しましょう。
下記の記事もご参考に。
以上です。この記事が一人暮らしや新生活をより良いものにするのに役立てば幸いです!
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