
カンナギタウンの長老って、どう使えばいいの?

トラッシュのたねポケモンをランダムで回収って、使いづらくない?
ポケポケ初心者の方は、こうした疑問を持つかもしれません。
「カンナギタウンの長老」(以下、「長老」)はトラッシュのたねポケモンを手札に戻せる強力なサポートカードですが、効果的な使い方を知らないと、デッキに入れても十分に活かせないことも…。
実は、「カンナギタウンの長老」はデッキ構築の幅を広げ、戦略的に活用することでバトルの勝率を上げることもできるカードです。例えば、デッキに1枚しか入れていないキーカードのたねポケモンを何度も使えるなど、他のサポートカードにはできない強みがあります。
この記事では、「カンナギタウンの長老」の基本的な使い方から、相性の良いカードまで徹底解説!「超克の光」環境で「長老」を使いこなしたい方は必見です!

「カンナギタウンの長老」の使い方
たねポケモンの使用回数を増やせる
「長老」は、自分のトラッシュにあるたねポケモンをランダムに1枚、手札に加える効果を持っています。これにより、バトル中に倒れてしまったポケモンを再び手札に入れて場に出すことが可能になります。
ポケポケでは、同じカードは2枚までしかデッキに入れられません。しかし、「長老」を使えば、トラッシュにある同じポケモンを手札に戻せるため、実質的に3枚以上入れているのと同じ効果が得られます。これにより、デッキ構築の自由度が大きく向上します。
特定のたねポケモンを手札に入れられる
トラッシュにあるたねポケモンが1種類しかない場合、「長老」を使えばそのポケモンを確実に手札に加えられます。
例えば、バトル序盤にデッキのキーとなるポケモンが倒されてしまった場合でも、「長老」があればそのポケモンを手札に回収し、戦況を立て直すことができます。
山札に残っているたねポケモンが1枚の場合、「モンスターボール」でも同様の効果が得られますが、その使い方ができるのはバトル終盤になります。「長老」はバトル序盤から特定のたねポケモンを手札に入れることができます。

デッキに1枚しか採用しないたねポケモンのレスキューに使える
デッキに1枚しか入れていないたねポケモンが倒されてしまった時も、「長老」があれば再びそのたねポケモンを手札に戻せます。
例えば、アルセウスがいると逃げるエネルギーが0になるヒードランをデッキに入れているとします。アルセウスはデッキに不可欠ですが、1枚で十分と考える場合もあるでしょう。しかし、バトル序盤にアルセウスが倒れてしまうと、それ以降はヒードランの特性が使えなくなってしまいます。
このような状況でも、「長老」があればトラッシュからアルセウスを回収し、再びヒードランの特性を使えるようにできます。これにより、デッキの安定性が増し、戦略の幅が広がります。


1枚しか持っていないたねポケモンを2回以上使える
ポケポケでは、レアリティ◆◆◆以上のカードは入手が難しく、特定のカードを狙って手に入れるのも難しいです。
「使いたいたねポケモンがいるけど、1枚しか持っていない…」そんな時でも、「長老」があればそのポケモンを2回以上場に出すことができるので、間接的に2枚以上持っているのと同じような使い方ができるかもしれません。
ポケポケ初心者や無課金プレイヤー向けの使い方です。
単騎デッキと相性が良い
ポケモンを1種類しか入れない単騎デッキでは、通常、そのポケモンを2枚デッキに入れます。
例えば、フリーザーexの単騎デッキでは、フリーザーexを2枚採用します。

単騎デッキでは、1匹目のポケモンが倒されると、場にポケモンが1匹だけになってしまいます。この状態では、HPが減ってもベンチに逃げることができません。
しかし、「長老」があればトラッシュからポケモンを回収し、再び2匹の盤面を作れます。これにより、バトル場のポケモンをベンチに逃がすことも可能になり、有利に戦えるかもしれません。
ただし、ダメージを受けたポケモンをベンチに逃がす際は、相手が使うアカギには注意が必要です。

単騎デッキについては、下記の記事でも解説しています👇
たねポケモンが進化前に倒された時のレスキュー
進化ポケモンを使うデッキでは、進化前のたねポケモンが倒されると、進化後のポケモンが使えなくなってしまいます。
例えば、リオルとルカリオを2枚ずつ入れているデッキで、リオルの時に倒されてしまうと、進化できないルカリオが出てきてしまいます。
このような時でも、「長老」があればトラッシュからリオルを回収し、再びルカリオへの進化を目指せます。


ポケモン通信と相性が良い
「長老」でトラッシュから手札に加えたたねポケモンは、「ポケモン通信」で山札に戻し、別のポケモンを手札に加えるのにも利用できます。

これは、「ギンガ団のしたっぱ」でニャルマー・スカンプー・グレッグルを山札から手札に加え、「ポケモン通信」で山札に戻す、いわゆる「ギンガ団システム」と同様の効果を得られます。
「ギンガ団のしたっぱ」はデッキ圧縮にも役立ちますが、対象となるポケモンをデッキに入れる必要があります。「長老」はトラッシュにポケモンが必要ですが、デッキ構築の自由度が高い点が魅力です

ギンガ団システムについては、下記の記事でも解説しています👇
「カンナギタウンの長老」を使うおすすめデッキ2選
「アルセウスex・ダークライex・クロバット・シェイミ」デッキ

- たねポケモンを1匹ずつ採用するデッキ構成
- 「ダークライex」と「クロバット」は特性でダメージを与えられます
- 「シェイミ(超克の光)」はバトル場のたねポケモンの逃げるエネルギーを1個減らせる特性を持っています
- 「アルセウスex」はクロバットの特性発動に必要で、さらにエネルギー3個で130ダメージを与えられる強力なフィニッシャーです




下記の動画で紹介されていたのを拝見しました👇
「ファイヤーex・リザードンex」デッキ

- 5匹のポケモンで構成される少数精鋭デッキ
- 3匹のたねポケモンのうち、2匹が「ファイヤーex」のため、バトル開始時に手札に引きやすい
- 「ファイヤーex」が倒されても、長老で回収し、再びバトル場に出すことが可能
- 「ヒトカゲ」「リザード」「リザードンex」が1枚ずつ採用なので、カードが揃っていない人でも組みやすいデッキ
- リザードンexの代わりに他の2進化ポケモンでも同じような使い方ができそうです


下記の動画で紹介されていたのを拝見しました👇
まとめ
「カンナギタウンの長老」は、トラッシュのたねポケモンを回収することでデッキの安定性を高めることができるカードです。
特に、単騎デッキや1枚採用のポケモンを活用する戦略では、その真価を発揮するかも!?
本記事で紹介したデッキ例も参考に、ぜひあなたのデッキでも「長老」を使ってみてください!
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